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SSA(学習科学研究会)e0v4bqip1p1q8g1ku7p23vm3j1@jp.msnusers.com 
  
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 学習科学研究会


  学習科学研究会(略称:SSA)とは、約20年ほど前、学習指導と本気で取り組んでいるいくつかの学習塾が集って、「学習指導の質」をたかめるための活動をしてきたものです。その後、公教育の関係者による同名の会があることを知りましたが、もちろん何の関係もありません。以下は、「学習科学研究会」についての大体の説明です。それぞれの項目については、その詳細を記した小冊子やビデオなどがありますが、ここにはその概略を記しました。

1.<学習塾の経営>について
 「経営」が、社会に役立つ財やサービスを提供し、その対価によって関係する人々が生活していくことを可能にする営みだとすれば、学習塾の経営についていえば、その社会に提供すべきものは、「学習指導」そのものです。それをおろそかにしての利益追求は虚業です。叉、そこに従事する人にとっても、「学習指導」の質がいかなるものかは、その人の仕事に対する「意欲」を左右するものです。我々は、経営面も、根本的・長期的に考えれば、「学習指導の質」をたかめることがその核心だと考えます。

.<個別指導>についての考え
 人間の脳の機能間のバランス(メディア学者の言う「機能比」)に最も影響を与えるのは、人間が使用するメディアです。活字というメディアは、人間を画一化に向かわせる性質を持つもので、それが「一斉授業」という指導形式を成り立たせた背景にあり、映像メディアの出現はその前提を変え人々を「個性化」し、それに合った「学習指導」のための新たな手段の開発の必要性をもたらしたのではないでしょうか。我々のそれに対する答が「個別指導」という指導形式です。つまり、我々の考える「個別指導」とは、「一人一人の生徒に教えこむ」という「個別指導」ではありません。主体性・全体性を持った自ら学ぶ「個」の成長の援助という視点にたった「個別指導」です。

.指導目標は<自主学習能力の育成>
 SSAでは、その新たな人間観に立った「個別指導」を、依存を助長する「教えこむ個別指導」と区別するために、「能力を開発する個別指導」と言ったり「自学力開発する個別指導」と言ったりします。そして、傘下の塾では、その指導目標を「自主学習能力の育成」と称しています。自主学習能力は、大きく意思・操作・知識という三つの要素びそれらの下位要素からなり、教科学習を経てのその教科の学習能力から生きる力へ発展するものです。

4.自主学習能力開発のための手段<学習法>
 生徒がその自主学習能力を身に付けることは、ただ生徒に学習目標を与えるだけではできません。そのための具体的援助が必要です。そのための手段が、学習材と学習法です。これらは、学習を「つり」にたとえると、「釣り道具」と「つり方」にあたります。「つり」にも様々な魚を対象とした様々なつり方があるように、学習法も様々です。英語という教科に限っても、「単語の学習法」もあれば、「和訳の学習法」もあります。それらの学習法は、前後関係や階層の上下関係を含んだ体系的なものとしてとらえる必要があります。

5.能力化のための<指導段階>
 学習法を伝えたとしても、それがそのまま能力に転化するとは限らないのは、釣り方を教えても自分で釣れる様になるとは限らないのと同様です。その学習法が身につき、能力化するためには、幾つかの段階があります。それを、指導する側から分類したのが、態度育成・方法指導・目標指示・計画助言の4つです。目標指示は更に分習確認・全習確認・自主学習の3つの段階に分けられます。態度育成はその学習法の前提となる能力ややる気を調えるための指導段階、方法指導はその学習法を伝える指導段階、目標指示はその学習法を身に付けさせる、つまり、能力化するための指導段階、計画助言はその学習法を組み合わせて計画学習を進めるよう助言する指導段階です。

6.実践の根拠<学習を科学する>
 以上のように、個々の生徒ごとに指導方針を立てて、学習法を段階ごとに指導していけば、自主学習能力が身につき、それが生きる力に転化するとする個別指導の実践の背景には、その学習法が能力に転化すること、教科を学ぶ能力が生きる力につながることなどには、その根拠が必要です。叉、それがなければ、より効率的な学習法や学習材を開発するときの判断の基準を欠くことになります。
 つまり、「学習」についての科学が必要です。 それが、実践と並ぶもう一つの柱であるSSAの学習理論です。これは、人間の能力を神経組織の機能とし、学習をその組織化としてとらえたものです。それを、我々は「学習科学」と呼んでいます。

7.理論と実践の<共同化>
 SSAは、およそ20年前、6つの塾が中心となって当時としては珍しいであろうと思われる「理論と実践の共同作業」を始めました。その中から現在のSSAの「理論と実践」が形作られました。
 近年、電子メールによる、遠く離れた、しかし、共通の志を持った人々による「知識の共同化」が可能となりました。そこで、我々としても、電子メディアを利用してその枠を拡げ、学習指導に携わる人々との「知識の共有」を図りたいと思うようになりました。それが、「フリーメール」などによる「学習科学研究会」参加のよびかけです。なお、SSAの「理論と実践」は、いわばその最初の共通の土俵を提供するものであり、我々自身、更に視野を広げ、思考を深めたいと思っており、必ずしもそれにこだわるものではありません。参加のかたちは、メールのやり取りだけでも、あるいは研修会の参加でも、SSA会員としての参加でも、何でもかまいません。

8.<SSA通信>その他
 フリーメールで、月一回「SSA通信」を配布し、今までの活動の成果である、諸資料、小冊子やビデオなどについては、その最後のページにその一部を紹介しています。また、「研修会」の通知や、会員相互による「学習材の作成」「個別指導方針」などについての意見交換をもフリーメールを使用して行ない、そのやりとりを公開していきます。


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